松尾スズキ氏のエッセイで準備運動(失礼か?)を済ませた後は、いきなりアガサ・クリスティですよ。
なぜって、そこに本があったからw
これは前述のN女史オススメというわけではなくて、何故か昔からこの文庫本が家に存在していたのです。
しかも三○図書館の蔵書。
どうもショーコが三○図書館からお借りしたまま、何年も返す機会を逃し、現在に至っているようで、一度ごっそり返しにいったんだけど、そのタイミングで返しそびれたなんとも運命的な本。
実はもう1冊ABC殺人事件てのもあるので、読み終えたら返しにいきたいと思います。
ということで、まず手にとって見ると、昔の文庫だけに字が小さい(涙
最近は新聞もメガ文字だなんだと徐々に上がるたばこ税のごとくちょっとづつ文字が大きくなる傾向にあったので、ちょっと前の本でも随分小さく感じるのです。
font-sizeで9pxくらいですよ。
さて、カタカナの名前を覚えきれないという特性に若干の不安を抱きつつ、細かいことは気にせず読み進めていくと、やはり著名な作家さんだけのことはあって、ストーリーにずむずむ引き込まれてしまいました。
途中煙幕にだまくらかされながら、最後は「へー。そんなもんあるんだー。」的な、でも割と納得のいく殺害方法。
ワタクシは推理小説を推理しないで読む派なので、純粋にストーリーを楽しめたのでした。