以前、うちのマンションの1階にいる猫のことを書いたのだが、
あれから、子猫（おそらく自分の）と一緒に頻繁に我が家のベランダに来るようになった。

ベランダでは主にひなたぼっこをしているのだが、冬は寒かろうということで段ボールにいらないフリースを入れて簡易ベッドを設置してやると、基本的にそこで寝泊りするようになった。

始めは、我々がベランダに出るたびに脱兎のごとくベッドから抜け出し、姿をかくしていたのだが、
その内にキクちゃんはその状況にも慣れ、コギク（子供）もまだまだ警戒心は強いが、
それほど遠くにいくことはなくなってきた。

そんなある日、いつものようにベランダに出ようと窓を開けると、
トコトコとキクちゃんが入ってくる。

なにをするのかと思いきや、まっすぐしいろ（我が家の飼猫）のえさの場所に行き、
おもむろに食べ始めたではないか。
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約1年ほど、ショーコの実家に預けていたのだが、
すっかり膝の上が好きになって還ってきた。

これで我が家は再び3人と1匹の生活。

わがままお嬢様が増えました。

うちのマンションの1階にはいつも猫がいる。
雨がしのげるし、近隣住宅からエサももらえるので、半ば飼い猫みたいなもんである。
最近みかけたこやつには勝手に『サーベル』と名前を付けた。
名前を呼べば足元ですりすりし、3階の部屋までついてくるようなカワイイヤツだ。

ある日、サーベルの本名は『キクちゃん』で、2階の人が主にエサを与えているということが発覚。
その日から『キクちゃん』と呼ぶわけだが、『サーベル』と呼んでももちろん甘えてくる。
イヤラシイヤツなのだがニクメナイ。

君が生きるために身につけた術なのだろう。もうしょうがない。

あぁ、でもキクちゃん。せっかく綺麗にしたビーノのうえで吐き戻すのはやめてオクレ。