日曜の夜、さーて、そろそろ酒でも飲んでくつろいじゃうか。と思っていたら、
地階からとことことお義父さんがあがってきましたよ。
なんでも自分のPC(ノート)で作ったエクセルデータをプリントアウトしたいとか。
お義父さんのマシンをプリンタに接続するのはドライバやらなんやらめんどくさいので、
自分のマシンにコピーしてプリントしようとUSBのフラッシュメモリをもって
プスッとさすも「デバイスを認識しません」とな。
ずいぶん古めかしいインターフェイスだけど、いつの時代のWindowsだよ、
と思ったら見事にWin95。
Win95ってWindows95ですよ。
もう今から17年も前。
そんなもの仕事でも触ったこと無い。
ネットにつながればドライバも落とせるし、なによりメールでさくっと添付できるってことで
ルーターのあるフロアへ持ってきてケーブルをつないでみるも、
そもそも設定がわかんないし、最近は有線のつなぎ方なんて忘れちまったぜ
と思いながらTCP/IPの設定をいじりまくるが、当然勝手に認識などしてくれるはずもなく・・・。
見事にスタンドアロンのマイコン状態ですよ。
USBはだめ。ネットもだめ。フロッピーは認識してもこっちで受け取れない。
さて、これは困ったぞ、と思ったらマシンの右側になにやら突起物が。
控えめに“抜くとき押してね”と主張しているではありませんか。
そう、PCMCIAスロット、略してPCスロットですよ。
インターフェイスの万能選手。
何から何までこいつをかませばズバッと認識。的なやつね。
たしか古いVAIOについてたSDカード用のPCカードがあったのを
思い出し、むかしデジカメを買ったときについてた8MBのSDカードを差し込んで
ポチッとな!
見事SDカードの中身を読み込んでくれましたYO!
ここまでくればこっちのもの。後は自分のPCにこのデータをコピーして・・・
と思ったらカードリーダーが見当たらない。
確かUSBのカードリーダーで、CFカードもSDカードもMicroSDもいろいろ読み込める
便利なやつがあったはずなのだが・・・。
しかーし、そんなことには動じず、おくさんのiMacについている
横っちょのスロットに差し込んで無事コピー。
そこからはもうGmailに添付してプリンタつなげてGO!だとも!
無事15枚ほどプリントして「どうだー!」とばかり手渡すと、
「この内容でいいか聞いてくるだけだからまた正式版を作る」
とな。
えー。こんな苦労してプリントアウトしたのに、もう1回やるのーーー?
また95のマシンから持ってくるのも面倒なので、
お義父さんにはノートを1台買ってもらうことにしましたとさ。
しかしまぁ、捨てないでとっておくといいこともあるって事ですね。